
■ 世界大百科事典 第2版の解説
民法は,法律上の婚姻が成立するための要件として届出を要求している(民法739条)。しかし,届出をせずに事実上の夫婦として生活する男女が多く,その法的効力が問題とされてきた。そのような夫婦の関係を内縁関係,あるいは単に内縁という。そしてこのような夫婦を〈内縁の夫婦〉と呼んでいる。 日本において,内縁の夫婦が数多く発生した原因については,いろいろいわれているが,その主たる理由は,民法における届出婚制度が,日本の旧来の慣習と異なるものであり,民衆の意識になじみにくいものであったこと,民法旧規定(明治民法)における〈家〉制度によって,たとえば法定推定家督相続人たる女子が,婚姻によって去家することを禁止されていたことなどであった。・・・
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■ デジタル大辞泉の解説
ない‐えん 【内縁】
監修:松村明
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■ 百科事典マイペディアの解説
社会一般から夫婦と認められる実質を有しながら婚姻届を出していないために,法律上は夫婦と認められないもの(事実婚)。判例はその保護に努め,内縁を婚姻予約,最近は準婚関係ととらえ,その不当破棄に対しては損害賠償請求を認める。
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■ 大辞林 第三版の解説
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